遠見書房のメルマガ

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2014年8月28日木曜日

【しんりん】達意の文章を書く!WSのご案内【終わった】

遠見書房主でございます。
妙に涼しい夏休みの終わりになっておりますが,皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて。

心理臨床学会秋季大会が終了しましたが,皆さん,学会ではどうだったのでしょうか。
今回は,土が自主シンポで,日曜から火曜の午前までが学会という,わりに変則的な状況でありました。去年と同じ横浜…ということもあり,なにかワクワクしないようなところもありましたが,8000人の参加者があったとか!(と伺いましたが)

ホンマかいな──と,思ってしまう遠見書房主は,ご存知の通り,零細出版社の経営者でありますが,ホント,きてたんですかね,8000人。。。
昨年から今年にかけての本が今一つ,心理臨床向きではなかったというのもありそうなのですが,正直,売上ぱっとせんかったです。前年比20%減みたいな。そのうえ,今年は広告費や出店料がアゲアゲ↑でありましてw(死語化しつつある言葉を使いたくなるほどやさぐれております),昨年のざっと倍……書いていて恐ろしくなってきました。他の出版社さんはどうだったのでしょうか。
遠見書房,,,ダメポ……



他で稼がねば!




というわけではないのですが,「伝わる!論文・文章の達人講座」を唐突ですが,開催することになりましたので,お知らせいたします。主催は,心理技術研究会御中http://sinrigizyutsu.com/でございます。


お前が達人……というツッコミもたくさんいただきそうですが,芸歴20年。それなりに愉しいワークショップにできそうです。否,そういたしましょう。

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伝わる!論文・文章の達人講座
~わかる・魅力ある論文・文章を書くための基礎から応用まで~


「モノを書く」ということは、対人援助職においても様々な場面で求められます。論文や学会発表はもちろんのこと、事例報告や記録、検査の報告書など、目的に応じて書き手が意図するところを読み手に伝わるように文章化することになります。しかしながら、専門用語の羅列で、独りよがりで分かりにくい、うまく文章にならないなんてこともしばしばではないでしょうか?
読み手に分かる・魅力ある文章にするには、臨床実践にもつながるコミュニケーションのスキル・エッセンスを身に付けることが重要となってくると思われます。
本ワークショップは、臨床業界にも詳しい遠見書房の山内氏を講師にお招きし、論文・文章の書き方をテーマとして行います。氏は、『臨床心理学』誌(金剛出版)の創刊編集長で、現在までに 200 冊を超える書籍・雑誌を編集・出版されています。
モノを書くコツや論文のまとめ方、果ては裏ワザ(?)に至るまで、初歩から実践的なテクニックまでを取り扱い、講義だけでなくワークも行います。修士論文をこれからまとめる大学院生から、論文投稿や本を書きたい人、書くことを通してコミュニケーション・スキルを磨きたい方など、どなたでも奮ってご参加ください。

日時:2014 年 11 月 30 日(日)10:00~16:30

会場:板橋グリーンホール 402 会議室
(東武東上線「大山」駅または都営三田線「板橋区役所前」駅から徒歩 5 分)
http://www.itabun.com/access/index.html

講師:山内俊介(遠見書房)
参加費:一般4千円、学生3千円
定員:40 名 (当日会場にてお支払いください)

持ち物:当日筆記用具をお持ちください(ワークで使います)。なお、PCでも可能ですが、電源の使用は難しいことをご承知ください。

申込み方法:下記メールアドレスに、1)お名前、2)ご所属、3)職種、を明記の上、お申込みください。
shinrigijyutukenkyukai115@yahoo.co.jp

主催:心理技術研究会 http://sinrigizyutsu.com/


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講演会後に打ち上げもしますので,それを目当ての方もぜひ。

チラシのリンクです。
http://sinrigizyutsu.com/20141130PDF.pdf


どうかよろしくお願いします。







2014年8月6日水曜日

気が付けば,8月


気が付けば,8月……大変にご無沙汰しておりました遠見書房主です。
久々のブログアップ……5カ月何をしていたんだと……一応,生きておりました。



さて,今朝,三鷹の見晴しのいいところに行きますと,富士山が,だいぶ雲に隠れていましたが,見えました。
秋から冬にかけては毎度見える富士山でありますが,夏には珍しい。嗚呼,富士山,きれいだなあ,などと,激暑いなか,呆けてしまいました。


というわけで(相変わらずの展開),富士山麓で行われるエンカウンターグループのお知らせでございます。



富士山麓エンカウンター・グループ2014 ご案内


スタッフ:下田 節夫
     野村 二朗

 グループに入ってみようと思われる方であれば、どなたにでもご参加いただきたいと思います。また、人間関係に重きのあるお仕事、たとえば教育・福祉・医療・看護・心理臨床などに携わっておられる方々や、集団の中でリーダーシップをとる立場にある方々にも、意味のある体験をしていただけるのではないかと思います。どうぞ、奮ってご参加ください。

日  時:2014年11月1日(土)~ 3日(月・祝) 2泊3日
        午後1時半集合     午後3時解散
場  所:帝人(株)富士教育研修所 静岡県裾野市
定  員:6~8名 (18歳以上の方)
参 加 費:48,000円 (旅行障害保険料を含む)
申し込み:メールにて、下記(==から==の間)下田宛お送りください。折り返し、詳しいご案内・振込用紙などをお送りします。
[申し込み・問い合わせ先]下田節夫
   E-mail  :shimodamotoo@yahoo.co.jp



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ご氏名
 性別(男・女)   年齢    歳

ご住所 〒   -   

電話番号    (   )         FAX    (   )     
携帯電話    -     -     
メールアドレス            @  

ご職業
ご所属先

この企画をどのようにしてお知りになりましたか?

ご参加にあたって思っておられることなど、自由にお書きください。
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締め切り:10月13日(月・祝)
    申込の先着順で、定員に達した場合にはキャンセル待ちとさせていただきます。



詳しくは下田先生まで。





個人的な思いなんですが,凄腕の心理臨床を目指す方には,できれば,グループか,家族療法などの 個 対 集団 のセラピーを個人療法とは別に,どこかで学んでほしいというところがあります。
学校臨床の場面なんて,ますます必須のようになっているような気がします。だって,いま,学校臨床の仕事は,コンサルが中心になっていて,そのうえ,いじめ関係で「学校安全委員会」等があれこれできるはずですし,そこにSCが参加することは多くなりましょうから,基本から「個 対 集団」になるはずです。リーダーになるか,ファシリテーターになるのか,サポートになるのか,それはその個性というか,経験とか,年齢とかにもよりましょうが,集団というものがどう生きているものなのか,知っておいても損がないと思います。

お会いした臨床家のなかで,臨床上手なんだろうなあ,と思う方は,集団療法や家族療法の方が多かったですね。
その第一は,東豊先生で,もうずいぶん前になりますが,20人近くで酒を飲んだときに,東先生が,その場にいる名うての臨床家20人ばかりを面白おかしく笑かせ,話させ,いろいろと聞き出した場面に,臨席していたんですが,まあ,ほんと,見事でした。

それから故人になりますが,河合隼雄先生。十年以上前になりますが,某雑誌の編集長をしていたとき,河合先生は編集委員長として仕切ってくださっていたのですが,その会議のすすめ方の素晴らしかったこと。論争等になる場面も多かったのですが,その盛り上げて,冷ます,みたいな方法が,まったく上手でありました。細部に敏感なんですね。力技で押さえるなんてこともなかったですし。

というわけで,グループ体験,オススメでございます。


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