遠見書房のメルマガ

遠見書房のメルマガ
月1くらいの謙虚なメルマガです。上のバーナーをぽちっと押すと、説明ページに飛びます

2012年4月19日木曜日

東先生のDVDつき本,映像見本です!

遠見書房主です。

なんだかぱっとしない天候です。薄ら寒いような。


さて,当社の新刊である,

『DVDでわかる 家族面接のコツ(1)夫婦面接編』





こちら,大好評発売中でございます。
値段にもかからず,,,というよりも,DVDつきとすれば,破格の値段だと思いますが,わかっていただいているのか,それともやはり天才セラピストのオーラがにじみ出ているのか,その相乗効果なのか。
とても,ありがたいことです。



とはいえ,6930円(税込)でございまして,買おうかどうしようか迷っている皆様にとっては,中身をみたい,というのがニーズではなかろうかと。

そこで,若干遅くなってしまいましたが,CMを作りました,youtubeにあげました。

↓↓↓↓

http://www.youtube.com/watch?v=dcZ7_81Yd8A


ぜひぜひ,ご覧いただいて,ご検討くださいませ。

2012年4月9日月曜日

「子育て支援」がきている?!

春爛漫という陽気です。桜はほぼ満開(in三鷹)。皆様,いかがおすごしでしょうか。

「子育て支援」がきているのか?


という感じがヒシヒシとします。

心理・社会的支援が必要そうな子どもや家族に対する,コアな「子育て支援」ではなくとも,それなりに健康的な子どもや家族に対する,心理学的なメソッドをつかった子育て支援が,広がってきていると思います。

ま,これは遠見書房主が子育て中だから,感じることかもしれませんが。

(とはいえ,臨床心理士ブームに大学院なりに入った人たちがいま保護者になりつつ世代であることを考えると,なにか関係があるかもしれません)

遠見書房としては,「子どもの感情・親の感情」という本を出しており,これも子育て支援「ノーバディーズ・パーフェクト」のテキストになっています。そして,かなりの部数が出ているので,とてもありがたいところです。



で,こういう本を出しているからですが,いろいろと情報が集まってきていて,こういうことをしている人たちがいるとか,こんな教材があるとか,なんとか。

先日,古くからの知人でもある臨床心理の方から,勉強会を開催するので宣伝ヨロシク!と,情報提供をいただきました。
子育て支援「セラプレイ」に関するものなのですが,多くの方にとれば,「なに,それ?」でありましょう。

その勉強会のテーマも,

セラプレイ(Theraplay)って何?

であります。

いただいた資料によると,

「セラプレイ」とは…
セラプレイは、遊びを通した心理療法の一つです。その原理は、主に愛着理論(attachment theory)、自己心理学(ego psychology)、対象関係理論(object relation theory)に置き、親子関係をモデルにしています。健康な親子関係は、安全な愛着と生涯にわたる心の健康の基盤となります。セラプレイでは親に積極的に関わってもらうことで、「今、ここで」の子どもとの関係を心の通じ合えるようにするものです。また、相互作用の多い身体的かつ直接的な関わりをしながら、どんな状況でも相手をひとりの人格として尊重し、関わっていくことを大切にしています。



ということなんだそうです。

わかりますかね。

詳しくは,HPがあるそうなので,興味ある方はご覧になってください。

www.theraplay.jp

で,上記,勉強会でありますが,

日時:2012 年4 月30 日(祝日) 午前10 時~12 時 (午前の部)「セラプレイって何?」
場所:小田急線 経堂駅 徒歩3 分 すずらん会館地下1 階
対象:日頃子ども達と一緒に過ごされている方たちや、子どもの行動や心理にご興味のある方などお気軽にご参加下さい。(50 名まで)
参加費用: 午前の部のみ 4000 円

だそうです。

チラシももらいましたので,貼っておきます。


2012年4月6日金曜日

とある精神科医の選択

その精神科医は,私と同じ年だった。同じ年だったからか,それなりに話が合い,気が合ったのかもしれない。半年に1度くらい,あちこちで酒を飲んだ。友人というと,少しおかしいかもしれない。でも,すぐさま本を出すというわけでもなかった。ビジネスライクな付き合いでもない。仕事の話もしたし,プライベートな話などしたりもした。親しい人であったことは確かだ。

その彼が東日本震災の被災地で仕事をしようかと思う,と言ったのは,ちょっと前に飲んだときだった。冬になったばかりのことだ。私はなんと答えたろう。酔っていたので覚えていない。

そして,今日,その彼からメールがきた。4月から福島の,震災と放射能の問題で厳しい地域の病院に着任したという。よく聞く地名だ。

何年行くつもりなのだろうか。それとも,骨を埋める覚悟さえあるのだろうか。彼は一人身で,気楽にいけるのかもしれないが,それにしたって,かなりの決断だ。出身は東京で,ずうっと東京近郊で暮らしてきたはずだ。

彼は,全国屈指の中高を出て,全国屈指の大学の医学部に入った(赤い門があるところである)。受験者数が一番多かった時代だ。エリートもいいところである。

そういう人が,こういう選択をした。

言葉もない。
私には真似できそうもない。まあ,編集者が福島に行ったからって,何ができるというわけでもないのだが。

ただただ,尊敬するばかりである。この世界は,こういう人たちに支えられているのだと思う。