遠見書房のメルマガ

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2012年3月30日金曜日

遠見書房主でございます。

ここ3カ月,いろいろな本を出しており,HPをご覧いただけると,とてもありがたいですが,ようやくそれもひと心地つけそうで,でも,気がつけば,3月31日! は,早い…。

去年のいまごろは,ほんと,いろいろなことが大変でした。いまも,状況は変わらない部分もあるかと思いますが,私のようなオタンコナスでも,時折,考えるのが,「死」について。

以下,「日本死の臨床研究会」の告知です。


第36回 日本死の臨床研究会年次大会

 日時:2012年11月3日(土、祝日)4日(日)
 場所:国立京都国際会館
 テーマ:いのちの継承と再生―秋の京都で死の臨床を深める

 大会長:堀 泰祐(滋賀県立成人病センター緩和ケア科)
     若村智子(京都大学医学部人間健康学科)
 実行委員長:細井順(ヴォーリズ記念病院ホスピス)
 
 特別企画鼎談:梅原猛・樋口和彦・山折哲雄(司会:柏木哲夫)
 市民公開講座:早川一光
 特別講演:上野千鶴子・加藤寛・徳永進・永田和宏・山崎章郎・山中康裕・鷲田清一
 教育講演:田村祐樹・林章敏・平井啓・村田久行

 大会ホームページ:http://rcpt.kyoto-bauc.or.jp/jard36
 参加費:会員7000円 非会員9000円 学生3000円(抄録集含む)
     市民公開講座 1000円
 問い合わせ:大会事務局
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53 
京都大学医学部人間健康科学科 若村研究室
  FAX:075-751-3974  e-mail:jard36@kyoto-bauc.or.jp

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さすがに,すごいメンバーですね。
ちょっと先になりますが,ご興味のある方はぜひ。


先日,長野で行われた「心の健康会議」でも,シンポは「生と死」みたいなテーマだったかと思います。出展社だったので,あまり聞けなかったのですが,考えさせられる事例は多かったです。

2012年3月19日月曜日

【東豊】けっこうコレはすごい本になると思う【DVD!】

天才セラピスト!というと,なんだかいろいろと怒られそうであるが,東豊先生を知っている人は,みな,東先生のことをそう言う。「あのひとは天才だ」「天性やね」「天才的ですよ」などと。
現実問題として,天才セラピストとは,どういうことを指すのだろうか,とも思う。丁々発止がうまい,という感じもあるかもしれないし,包容力がある,という感じかもしれない。いや,単に「治す」という意味なのかもしれない。

東豊先生が「治す」のか,というと,これはよく治すらしい。以前,東豊先生の雇用者であった小郡まきはら病院院長の牧原浩先生がその論文か何かで,「東先生には一番の給料をあげていた。一番治してくれるからだ」ということを書いていた。その病院では,MDやNSを含めて,臨床心理士である東先生が一番の給金をもらっていたらしい。
その後,東豊先生は,鳥取大学医学部精神医学教室の助教授になった。非医師の医学部助教授は,東先生が最初のひと,というわけではないけれど,やはり珍しい。ここでも伝説的なセラピーを展開していたらしい。当時の論文をいくつか読むと,ものすごく面白い。

ともあれ,天才セラピストと語弊なく言えるうちの一人が東豊先生であることは,間違いないだろう。よくある出版社が勝手に天才だと持ち上げているわけではなく,周りの人が言っているという意味で,である。

実際の東豊先生は,とてもサービス精神の旺盛な方である。あちこちに目端がきく。頭の回転もすこぶる早い。そして,愉快な方である。一緒にいてとても楽しい。スゴ腕の話し上手である。天才セラピストの一面が確かにある。
で,なかなか厳しいところのある方でもある。自分にも厳しいし,他のひとにも厳しい。キレモノすぎて,いろいろとわかりすぎてしまうところがあるのかもしれない。

ともあれ,そんな天才の本,しかも! DVDで天才のセラピーが2回分(1つのケースで初回と2回目)の映像がついた本が出ます!

まだHPでは公開していませんが,「DVDでわかる 家族面接のコツ① 夫婦面接編」というタイトルです。

ようやく,見本があがってきました。

なんと,ハコつきの本!(たぶん,初刷分だけ)……



なかの本にももちろん,カバーがつき……




これがDVD……




で,本の中身は………



まだ,印刷前なので,白紙ですが……160ページのテキストになっています。


そして,価格は,

6,600円+税(6,930円)

はっきり言って,これは破格のお値段かと思います。

4冊のシリーズになります。これがその1冊め!

予約絶賛受付中です。
書店さんにも並びます。

3/26 見本出来です!

2012年3月12日月曜日

GWはFJでEGを

若干というか,遠見書房主的には,遠い未来のような話なのですが,GW(ゴールデン・ウィーク)は,来月の話なのですね。

その黄金週間たる,5月3日~5月5日までの,2泊3日の予定で,静岡県裾野市という,FJ(富士山)の麓において,エンカウンターグループ(EG)の合宿をされるそうです。
その名も,

富士山麓エンカウンター・グループ2012

開催されるのは,下田節夫先生(神奈川大学)と,岡村達也先生(文教大学)。

定員は,8名ほど,ということですが,まだ,余裕があるようです。

チラシ,貼っておきます。
ご興味のある方は,下田先生までご連絡してみてください。






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「こころ」業界界隈で催し物などの情報がありましたら,ぜひ,遠見書房までお寄せください。
出自?のしっかりしているものでしたら,ご紹介できるかと思います。

けっこう読んでいただいているようで,それなりに効果はあるようです。そんな期待はしないでほしいですが。

2012年3月6日火曜日

【人間と発達を考える会】第5回講演会 開催

小林隆児先生から情報をいただきました。
「人間と発達を考える会」が講演会をするそうです。テーマは,「発達障害と青年期の課題」。

出演は,佐藤幹夫さん(フリージャーナリスト),滝川一廣先生(学習院大学・精神科医)小林隆児先生(西南学院大学・精神科医)のお3方。

いただいた情報によれば,

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【人間と発達を考える会】第5回講演会
テーマ:発達障害と青年期の課題

「人間と発達を考える会」は,佐藤幹夫の呼びかけにより,児童精神科医師,哲学,地域福祉,教育,臨床心理,福祉行政,児童福祉,児童養護施設や障害者施設などの,多彩な現場の人々をメンバーとして構成されています。
これまでこの会では,障害を持つ人々の特性とはなにか。彼らがときに大きな困難にぶつかったり,法に触れる行動を犯したりしたときに,支援者はどんなふうに寄り添えばいいのか。また,つながりあう社会とはどんなものか,などといったテーマを取り上げて講演会を開催してきました。
今回は,〝発達障害ブーム〟と言われ,〝問題〟だけが独り歩きしている感の強い昨今,「青年期の発達障害」について,もう一度基本から考えてみたいと思い,このようなテーマ設定をしました。発達障害であることの,いったい,何が問題なのか。診断名はそもそも必要なのか。このような問題も視野に入れながら,滝川一廣,小林隆児両氏を中心として考えていきたいと思います。お二人はこの会のスーパーバイザーを務めいただいていますが,〝子ども臨床〟四十年に及ぶ,文字通りのエキスパートです。
教育,医療,福祉,司法,心理など支援職関係の方々。御家族,このテーマに関心をお持ちの方など,多くの方々の御参加をお待ちしています。

●日時:2012(平成24)年4月22日(日)13:00~17:40
●場所:東京医科大学病院(小講堂)*お間違えのないよう御注意ください
(地下鉄丸の内線 西新宿駅より徒歩3分 - 別紙参照)
●参加費用 2000円

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だそうです。

小林先生は,大正大→西南学院大学に移られたんですね。

チラシをはっておきます。
↓↓↓




著書の多い皆さんですから,本の販売もされるそうで。

遠見書房のこの本もあるかもしれません。



いや,あってほしいなあ~