遠見書房のメルマガ

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2012年2月29日水曜日

雪が降った



関東は全面的に雪だったそうな。南のほうは雨だったかもしれないが,こちらのほうは一面が真っ白になってしまった。とはいえ,気温は氷点下ではなかったので交通量がそこそこある道路は雪が積もっているということはなかった。が,明日の朝がけっこう怖い。凍りつきそうだ。
遠見書房車(1号)にはスタッドレスタイヤがついているので自分的には安心であるのだが,他人が突っ込んでこないとも限らない。

東北の書店さんから注文があり,そちらも雪だと仰っていた。
東北で「かばくんのきもち」がぽつりぽつりと出ている。以前から出ているのだが,1年を迎え,年度末ということから,学校関係から引き合いが増えているのかもしれない。



この本はいい本だ,とよく言われる。本当に嬉しい。学校の先生などの読者の方が多いからか,よく感想をいただく。
学校の先生は,とてもよく感想をくださる。アンケート葉書などでもよく戻ってくる。以前某社で作っていた臨床心理学の雑誌でも(っていうとアレコレしかないが),アンケート葉書があり,心理関係に比べて,教師の方からの返事がとても多かった。でも実体読者はそれほどの数ではないと思うので,頻度が多いというべきか。完全に有意差が出そうなくらいである。

閑話休題。

この本はとてもいい本である。絵本,つまりお話の部と,Q&Aによる解説?の部に分かれているのだが,この解説の部がよくできていると思う。心理教育の一環としても使えるよう作られているのだが,さすが冨永先生,という感じである。

日本心理臨床学会のHPに,この「かばくんのきもち」のデジタル版がある(あった)らしいが,実際は,絵本とそれとは別物である。お話はだいたい一緒だが,けっこう変わっている。解説部分は相当に違う。当然,遠見書房版のほうがいいと思うわけです。

震災から,そろそろ1年。ぜひ,機会があればお読みいただければありがたいです。

2012年2月21日火曜日

【最近の大学事情】ぼっち対策というのがあるらしい



悪名高き2ちゃんからの話なので,どれほどの偏りがあるのだかないのだかわからないのだが(そもそも事実かどうかもわからない),とある大学には,「ぼっち対策のためのイベント」が組まれようとしているという。

見たのは,2ちゃんのまとめスレ。
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-4771.html

「うちの大学がぼっち対策に乗りだしたwww」

という記事である。

さほどアヤシイまとめスレではないので,それなりに安心して見ていただければ幸いである。

おわかりと思うが,「ぼっち」というのは,一人ぼっちのぼっち。
大学内で友達もできず,知り合いもロクにおらず,「ぼっち」のままにすごす学生が少なくないらしい。
地元志向だとか(大学じゃなく,高校時代の友人とつるんだり),サークルへの参加率が低かったりなど,いろいろと理由はあるようだが,不登校→退学の理由にもなりやすく,大学当局としては由々しき問題であることは確かであろう。

これはやはり,学生相談マターなのかな,という気もする。実際,大学によっては「居場所づくり」みたいなことを一生懸命やられている学生相談部もあると聞く。グループエンカウンターっぽい活動をしてみたり,レクレーションやったりと,いろいろそうだ。
それなりに効果もありそうだが,抜本的ではないかもしれない。

また,いきなり1年生くらいからゼミに入れてしまうという話も聞く。このあたりの事情は大学によっても,学部によっても,いろいろなのでよくわからないが,サークルにも入っていないような学生の場合,ゼミに入って,半強制的に知り合いをつくることは有益かもしれない。

寮に入れてしまえばいい,という案もある。生活をともにすればイヤでも仲良くなるかもしれない。うちの同居人は,寮生を何年かしていたらしく,居心地よかったそうである。それこそ,人それぞれという感じもする。

トモダチつくるの,難しい。

互いに共通の目標があるとトモダチになりやすいが,文系の200人超の学科なんかだと,共通の目標なんかできそうもない。

トモダチつくるの,難しいと思うひとは,理系にいったほうがいいように思う。共通の目標ができやすい。
あるいは,資格をとるような専攻だとか。

なんのオチもない話だが,ぼっち対策のアイデアは,いろいろと集めたら面白そうだ。共有すべき課題だ。ひきこもり・ニート予防でもあると思うし。
ぼやぼやしていると,カルトの餌食になったりもするし,人生はほんと大変だ。
当社のカルト対策本,いまだに売れていますが,複雑な心境でもあります。



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営業報告:
山中康裕先生の『深奥なる心理臨床のために』が現在,品切れ中です。一部書店にはまだ在庫としてあるとは思いますが,小社の倉庫からはすっからかんになくなってしまいました。
3月末までには,増刷する予定です。しばし,お待ちください。

2012年2月18日土曜日

【雑誌】子どもの心と学校臨床 第6号【震災の特集】

遠見書房主でございます。

そろそろ,あの大震災から1年。
大変な時代です。
かの地の状況は,どうなのでしょうか。遅々として進まない,それもあって人口が流出している,そんな話も聞きます。

遠見書房の出している,

「子どもの心と学校臨床」第6号

は,今日,見本があがってきました。

第6号の特集は,

大震災・子どもたちへの中長期的支援:皆の知恵を集めるソリューション・バンク



被災地の中心,被災地支援の中心というべきでしょうか,仙台の,東北大の,長谷川啓三先生若島孔文先生のお二人にお願いしました。

執筆の中心は,被災地・東北でじかに支援をされているメンバーによるものです。
在住のメンバーが中心です。こんな特集,あまりないと思います。

とにかく,さまざまなケースを提示してもらいました。学校や地域,子どもにかかわるケース。泣けてくる事例もありますが,微笑ましいケースもあったり,実にさまざまです。そのどれをとっても内容は素晴らしい。白石雅一先生のようなビッグネームにも書いていただきましたが,名もない若い実践家だちの声も素晴らしい。未来の「良い」循環に向けての財産になっていると思います。

ぜひ,本誌をお買い求めいただけるとありがたいです。
自信をもってオススメできる内容になりました。

おっと,それから,この号より,養護教諭すぎむらなおみ先生による新連載もスタート。これも面白いですよ。1回目は「怒鳴る教師」について。

詳しくは,小社HP

2012年2月13日月曜日

日記

2月だ2月。と思い,現在,『子どもの心と学校臨床』最終調整後,その後に出る『医療におけるナラティブとエビデンス』(斎藤清二先生著)を作業しつつ,その後に出る本をいくつか手入れしていたら,なんだ!気づいたらもう2月13日である。ブログ,あげるヒマもなかった。

というか,遠見書房主,アレなひとは風邪をひかないと暢気に構えていたら,久々に39度の熱とか出まして,土曜日に医者に行こうとしたら,なんとどこも開いていない。なぜだ?と呆然とした頭で考えていたら,2月11日は,祭日なんですね。土曜でも祭日だとやっていないのか…。
仕方がなしに市販薬,例の半分は優しさでできている頭痛薬,これ解熱剤でもありますから,これを飲んで2時間寝たら,平熱に下がっておりました。恐るべし優しさ…。優しさじゃない半分が恐ろしいのか。それとも体質的に効きやすいとかあるのでありましょうか。
一端熱のぶり返しなどもあったのですが,日曜になったら,多少よくなり,あちこちで所用などを足していると,自宅では同居人Aがインフル発症!(香港A型) ついで,4歳直前の同居人Bも発症!(香港A型)
市販薬などを飲ませるわけにもいかず,二人ともクリニックを受診。その後,養生。
2人の世話,大変…。なんか損した感じもありますが,皆様,インフルにはお気をつけください。発熱パターンもあるようです。

今日,仕事の途中で,の同居人B(4歳児)を病院に連れて行くと,その帰りの調剤薬局のテレビニュースで,ホイットニー・ヒューストンの急死をやっていて,びっくりしてしまった…。
48歳だったんか…。若いのになあ。
いつだったか憑かれたように『ボディガード』繰り返し見続けた記憶があります。

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合唱。