実は以前,会社サラリーマンをしていた時代,授業をしてみないかと数回かお願いされたことがある。そのときは,会社のOkもらうのも面倒だし,超大変そうということもあり,あっさりと断ってしまったのだが,講演料につられ,ほいほい引き受けてしまった。
それが数カ月前のことである。
まあ,なんとかなるだろう,とタカをくくっていたものの,いざ,レジメとか,講演の資料とかいろいろと作っていると,だんだんと不安になってきた。
「ああ,そうだ,そういえば友人の結婚式で挨拶をして大いに外したな」などとフラッシュバックをする。
こんなので,ウケるのだろうか? というか,ウケとる必要はないか。というか,みんな,何が知りたいの?みたいな気分となり,5日くらい前には,焦燥と緊張のあまり,変なテンションになってしまっていた。
ウワーーーン
この年になると,人生に緊張することなどあまりない。同居人のご両親に挨拶に行ったのは,とても緊張したが,それきりである。もう10年以上も前のことだ。
それがまさかのアラフォーにしての,ド緊張。前日は,たっぷりと酒を飲んで,くたっと寝てしまった。とある大学に伺う電車内では,本とか読むと,わけわかんないこととか考えちゃうからと,PC持って行って,ちまちまと作業をしたりする。
ともあれ,講演は無事,終わりました。自分的には,
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こんな感じだったのです(大嘘です)
20人くらいの聴講だったので,最終的にはずいぶんと落ち着きました。でも,数々のジョークはすべて上滑りに終わりました。最後には,もう,なんというか,滑りすぎて,快楽にさえなってきましたけれども。
ともあれ,そのあとのビールの美味しかったこと!
ちなみに,テーマは,「専門家と専門書」。
呼んでくださった先生は,直接,お会いしたのは今回が初めてでしたが,遠見書房主の書いた,
『専門家のための「本を書こう!」入門』(PDF版)
http://tomishobo.com/catalog/ca03.html
を読んで,この講演を企画されたそうです。
ありがたいっす。
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