遠見書房のメルマガ

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2009年11月24日火曜日

自らの力のなさを嘆かざるをえないのですが

 
先日,「匿名さん」から,下記の記事:

がんに負けない心理学──そして、ジョウさんのこと
http://tomishobo.blogspot.com/2009/08/blog-post_24.html#comments

にコメントをいただきました。
以下,引用いたします。

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 和田先生の本は出版早々に書店の本棚で偶然目にして読みました。私自身も、末期癌告知を受け、人生のロスタイムを生きている臨床心理士です。実際にこういう立場になると、ああなるほどという発見が続きます。
 同じ異界に住む同病者に不思議と出会うようになります。人間世界に仮の姿で過ごす超能力者集団のようです(笑)。そして自助グループではないですが、わかちあう機会が不思議と訪れます…。
 異界に住み始めて思うのは、自分の個人心理がどうのではなく、関係の中で生きている自分であるのだなあとしみじみ。

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なんというか,どういう経緯で,こちらのページにきていただいたのか,わかりませんが,いや,ほんと,絶句せざるをえません。なんとコメントしたらいいのやら,というか,そもそも,言葉など不要なのかという気さえいたします。というか,自分の非力さを思うばかりです。

もし,匿名さんがこちらの記事も読まれ,その気になられたら……。短いものでいいです,何か文章を書かれたらどうか,と思います。何かを残すべきだというわけではなく,それが義務だというわけでもないですし,状況もいろいろとありましょうから,力強くオススメするわけではないのですが。。そもそも,どういう状況に匿名さんがおられるのかわかりません。ですが,編集者として,あるいは文章を読むのが好きな一個人として思うに,何か書いてみたらいかがでしょうか。
たとえば,匿名さんの今のご気分と,臨床心理について。ユーザーの立場から,臨床家の立場から,いろいろと思うところがおありかと思います。

……情けないですが,こんなことくらいしか思いつきません。
 

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